管理者のキャッシング経験7“キャッシングをキャッシングで返済する”

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借金を借金で返済する

 月のお給料が20万円を下回り、会社では上司からお荷物扱いされていました。
 それでも3枚目の消費者金融系キャッシングは作ることが出来ました。

 すでに毎月のお給料だけでは生活が回らなくなり、キャッシングの返済に他社キャッシングで借りて返済しなければならなくなっていました。
 生活費と借金の返済を計算すると、確実に毎月マイナスになってしまいます。

 いつものようにパチンコを打ちながら、私はふと考えました。
 まだキャッシングで借りることの出来る額で毎月のマイナスを補うと、何ヶ月持つのだろうかと。
 答えは、たったの3ヶ月でした。3ヶ月経つと毎月のマイナスをマイナスで補うことも出来ず、破産してしまいます。

 この事実を考えたとき、急に背筋がゾッとしました。
 今思えば、その時の自分の状況を正確に認識するということが怖く、“なんとかなるさ”、“パチンコで絶対に取り戻して・・”という安易な考えにすがり、無意識に現実から目を背けていました。

 やっと私は我に帰ることができました。
 パチンコで返そうなどと馬鹿げた考えを反省し、頑張って働いてなんとか毎月のマイナスを無くそうと改心しました。

 この時のクレジットカードのリボ払い額、キャッシングカード3枚、車のローンをすべて合わせると約380万円。毎月の必要最低返済額は、約13万円になっていました。最低返済額だと5年間も返し続けなければならない計算になります。
 それでも、自分の作った借金だと腹をくくり、必ず返済することを心に決めました。

 しかしながら、私は既に会社とうまくやっていく自信が無く、営業の仕事を辞めて、手っ取り早く稼げる肉体労働の仕事に転職します。

 新しい会社では、酒の誘いも断り続け、無駄遣いをせずに、少しでも余分に貯まったお金は返済へと回しました。
 慣れない仕事で年下にはバカにされ、付き合いが悪いと煙たがられても、自分の責任と思いがむしゃらに働いて過ごしました。

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